クリエイティブ思考
エリック流『クリエイティブ思考』
10代の頃から音楽家・アーティストとして、新しいものを生み出し表現し続け、偉大なアーティストたちと親交を深め、彼らの行動を側で見てきたエリックだからこその『アーティスト思考』です。長年コンサルファームで培ってきた、MBA的アプローチ、課題解決型の『デザイン思考』、その進化版、これら全てを合わせたエリック流『クリエイティブ思考』を提唱します。
デザイン思考とアーティストの思考をベースに、ビジネスに活用できる思考法を抽出し体系化しています。ビジネスにおいて、よりイノベーティブな発想を起こしていくことを目的としています。だだし、思考法を学ぶといって、デザインについて勉強してみたり、アート作品をただ鑑賞してみることは違います。重要なのは、デザイナーやアーティストの思考をよく理解し尊敬し共感し、彼らが新しいものを生み出す時の方法を抽出することなのです。
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エリック流『クリエイティブ思考』のポイントをいくつかあげます。
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●基礎となる情報を得る
企業であれば歴史や事業そして業界市場、プロフェッショナルであればそのジャンル全般について知ることが根底にある。基礎的な学びも同じく。過去から現在まで、とにかくこれがベースになる。
●敬意を持つ
基礎的な情報は、敬意を持って受け入れる。過去を通じて現在を知る。そのリソースをベースに次の可能性を探ることができる。
●自己のアイデンティティの形成
偉大なるアーティストへの敬意がアイデンティティに大きな影響を与えるように、企業においてもプロフェッショナルにおいても過去のことや先人を知ることは、自己のアイデンティティの形成に大きな役割を果たす
●自らの課題に向き合う
アイデンティティは、まず自分自身・企業の課題に向き合い、深く掘り下げていく
●課題をすり替えない
他の人、業界内の企業、他種のビジネスなど課題をすり替えない、他の成功事例にすり替えない。解決すべき課題とその方法は、必ず基本的な情報、基礎的な学び、過去から見えてくる。
●感性・直感・ライフデザイン
企業のアイデンティティ、自分自身のアイデンティティによって生まれる、感性や直感そして価値観を素直に表現して事業などを展開する。企業や組織のライフデザイン。個のライフデザイン。
●社会からの共感
過去に敬意払い今があることがベースになるため、そこには共感がある。周りの人たちや社会にも共感を持たれる。自己中心的ではない。
●流動的に進化し続ける
しかし、流動的なアイデンティティを持つことが重要、既存のルールにとらわれず進化し続ける。それは常に過去への敬意を持った上で。
●地球や社会との共生
大きな社会の中にいることを認識しながら、人間としてこれからどのような社会をつくることが地球全体のためなのか、そしてどう共生していくかをグローバルに考える。それはベースの上に成り立つ。感性と直感から。
●完璧ではなく違いを受け入れ、新しさを生み出す
完璧なものなど存在しない、違いを受け入れることも大切。共感して、新しい変化や創造が起きていく。
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「ForbesJAPAN」連載: 「エリックのInnovation and beyond」 から
「誰かの成功事例には意味がない。イノベーションを自分の内側から見つける思考法」
「癒しと共感と創造力 アフターコロナの時代を築く世界に不可欠なもの」